ペットフードを食べたり食べなかったりする行動は、そのペットフードの嗜好性だけでなく、動物の体調やご家庭の環境など様々な要素に影響を受けます。ご家庭でも以下のような事柄に注意することによって、さらにペットフードが受け入れられやすくなります。
◎ 一旦開けた袋は、鮮度と風味が落ちないよう次に開ける時まで密封する。ただし、結露によりカビや細菌の繁殖を招くことがあるため、ドライフードを冷蔵保存することは避ける。
◎ 一旦明けた缶は、冷蔵庫に入れ、2~3日以内に使用する。
◎ 犬の場合、体温と同じ温度(約38℃)のぬるま湯でドライフードを湿らせ、10分程度ふやかした後に与えることが効果的な場合がある。
◎ 食事用ボウルは必ず清潔にしておき、洗剤が残っていないよう気を付ける。食器洗い機で洗ったあとでもよくすすぐ。
◎ ウエットフードは、食べ残しを食器に入れたままにしないようにする。
◎ 食事場所は静かで、邪魔の入らないところにする。
◎ 食器は、猫用トイレから離れた場所に置く。
◎ 猫は湿ったドライフードよりも、乾いているほうを好む。

(資料提供:日本ヒルズ・コルゲート株式会社)

次回は【病気のペットの摂食を促すための工夫】についてお話します。

 

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