今年も、待ちに待った百舌鳥八幡宮の月見祭りが近づいてきました。今日は、本番に向けての予行演習(試験担き)です。布団太鼓は重量が約3t近くあり、それを約70人程の男衆で担ぎ、町内や境内を練り歩きます。予行演習(試験担き)では布団太鼓を担ぐ場所、順番などを細かく打ち合わせして、祭り当日に備えます。あと2週間、身体の調子を整えて、万全の態勢で臨みたいと思います。

以下は百舌鳥八幡宮月見祭りについての解説です。
百舌鳥八幡宮月見祭り仲秋の名月に当たる旧暦8月15日にかけて行われるため月見祭と呼ばれ、古くより堺、泉州の人々に親しまれてきました。この祭りは、稲の成熟期を迎え豊作を祈るための祭りと、八幡宮に伝わる放生会と、満月を祝う風習とが習合して神社の例祭となったもので、記録によると300年以上の伝統があり、近年は勇壮華麗なふとん太鼓で有名です。

 本年(平成24年)の仲秋の名月(旧暦8月15日)は現行暦では9月30日に当たります。当日は神社の祭典(神事)が行われます。名物のふとん太鼓奉納行事は、担ぎ手や諸般の事情により9月29日(土曜)と30日(日曜)に行われます。

 ふとん太鼓は、太鼓を納めた台座の上には5段からなる朱色の座布団に似たものが積み重ねられ、その形状のため”ふとん太鼓”と呼ばれています。太鼓本体を納める台座部には荘重な彫り物が施され、ふとん部は金縄や大小の房で華麗な装飾が施され、運行時には高さ約4メートル、重さ約3トンとなり、約70~80名で担がれます。

 現在、ふとん太鼓は氏子9町より、それぞれ大小一基ずつ奉納されます。宮入日には、各町ふとん太鼓は、午前11時より約1時間ずつ順に境内を練り歩き、運行は夜10時30分まで続きます。宮出日も、同様に午前10時より各町順々に約1時間ずつ境内を練り歩き、境内での運行は夜10時まで続きます。 

百舌鳥八幡宮ホームページ
http://www.mozu8.com/
 

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